当財団では、物資の安全・安心の確保や物資規格の適合性の確認のため、学校に納入された物資の抜き取り検査を実施しました。
また、学校納入前検査として業者が実施した食肉加工品類、魚肉練り製品、冷凍食品類のアレルギー物質検査、ヒスタミン検査の結果確認を実施しました。
食肉・食鳥類、食肉加工品類、魚肉練り製品類、冷凍食品類、豆腐類、デザート類、その他食品について、生菌数、大腸菌群、E.coli、腸管出血性大腸菌O26、O111、O157等、サルモネラ属菌、黄色ブドウ球菌、カンピロバクター等の検査 を216検体(532項目)実施しました。
16検体(7.4%)から生菌数超過、大腸菌群、E.coli、サルモネラ属菌等が検出されました。これらは、結果が判明次第、製造業者等に施設、機械、器具の衛生管理や食材の衛生的な取り扱いについて改善指導を行いました。
牛乳、チーズ、発酵乳(プルーン)等16検体の検査を実施しました。
すべて成分規格基準に適合していました。
食肉加工品類、魚肉練り製品類、その他食品について、着色料、保存料、甘味料、発色剤、漂白剤、鉛・スズ等の検査を75検体(119項目)実施しました。
すべて規格基準に適合していました。
青果類について、53検体(4,770項目)検査を実施しました。
すべて残留農薬基準に適合していました。
冷凍食品類、一般食品類、パン類、めん類等について、卵・乳・そばの食物アレルギー物質検査を57検体実施しました。
すべて不検出でした。
かつお、さば、いわし、まぐろ等の赤身魚42検体の検査を実施しました。
すべて、財団運用基準値内でした。
一般食品類10検体の検査を実施しました。
すべて分析値は許容差の範囲内でした。
主食(米、麦、はいが米)、牛乳について、セシウム134・137の放射性物質検査を353検体実施しました。
すべて不検出でした。
豚肉、鶏肉、牛肉、油揚げ30検体の検査を実施しました。
すべて国産であることが証明されました。
食肉加工品類、魚肉練り製品、冷凍食品類136検体について、卵・乳の食物アレルギー物質の事前検査結果を確認しました。
また、冷凍食品類(魚貝類)104検体についても同様にヒスタミン検査を事前に確認しました。
いずれも財団運用基準値内でした。
(更新日)2023年4月18日