当財団では、物資の安全・安心の確保や物資規格の適合性の確認のため、学校に納入された物資の抜き取り検査を実施しました。
また、学校納入前検査として業者が実施した食肉加工品類、魚肉練り製品、冷凍食品類のアレルギー物質検査、ヒスタミン検査の結果確認を実施しました。
食肉・食鳥類、食肉加工品類、魚肉練り製品類、冷凍食品類、豆腐類、デザート類、その他食品について、生菌数、大腸菌群、E.coli、腸管出血性大腸菌O26、O111、O157等、サルモネラ属菌、黄色ブドウ球菌、カンピロバクター等の検査 を234検体(585項目)実施しました。
17検体(7.3%)から大腸菌群やE.coli、サルモネラ属菌等が検出されました。これらは、結果が判明次第、製造業者等に施設、機械、器具の衛生管理や食材の衛生的な取り扱いについて改善指導を行いました。
牛乳、チーズ、発酵乳(プルーン)等12検体の検査を実施しました。
すべて成分規格基準に適合していました。
食肉加工品類、魚肉練り製品類、その他食品について、着色料、保存料、甘味料、発色剤、漂白剤、鉛・スズ等の検査を72検体(118項目)実施しました。
すべて規格基準に適合していました。
青果類について、59検体(5,310項目)検査を実施しました。
すべて残留農薬基準に適合していました。
冷凍食品類、一般食品類、パン類、めん類等について、卵・乳・そばの食物アレルギー物質検査を53検体実施しました。
すべて不検出でした。
かつお、さば、いわし、まぐろ等の赤身魚44検体の検査を実施しました。
すべて、財団運用基準値内でした。
一般食品類2検体の検査を実施しました。
すべて分析値は許容差の範囲内でした。
主食(米、麦、はいが米)、牛乳について、セシウム134・137の放射性物質検査を353検体実施しました。
すべて不検出でした。
豚肉、鶏肉、牛肉、油揚げ33検体の検査を実施しました。
すべて国産であることが証明されました。
油揚げ2検体について、原材料として使用している代表的な品種との比較検査を実施しました。
食肉加工品類、魚肉練り製品、冷凍食品類168検体について、卵・乳の食物アレルギー物質の事前検査結果を確認しました。
また、冷凍食品類(魚貝類)100検体についても同様にヒスタミン検査を事前に確認しました。
いずれも財団運用基準値内でした。
(更新日)2022年5月9日