当財団では、物資の安全・安心の確保や物資規格の適合性の確認のため、学校に納入された物資の回収検査及び学校納入前の事前検査、さらに、放射性物質や産地判別等の検査を実施しました。
食肉・食鳥類、食肉加工品類、魚肉練り製品類、冷凍食品類、豆腐類、デザート類、その他食品について、生菌数、大腸菌群、E.coli、腸管出血性大腸菌O26、O111、O157等、サルモネラ属菌、黄色ブドウ球菌、カンピロバクター等の検査 を198検体(533項目)実施しました。
14検体(7.1%)から大腸菌群やE.coli等が検出されました。これらは、結果が判明次第、製造業者等に施設、機械、器具の衛生管理や食材の衛生的な取り扱いについて改善指導を行いました。
牛乳、チーズ、発酵乳(プルーン)等16検体の検査を実施しました。
すべて成分規格基準に適合していました。
食肉加工品類、魚肉練り製品類、冷凍食品類、その他食品について、着色料、保存料、甘味料、発色剤、漂白剤、鉛・スズ等の検査を106検体(149項目)実施しました。
すべて規格基準に適合していました。
青果類について、63検体(5,607項目)検査を実施しました。
すべて残留基準に適合していました。
大豆、トウモロコシ加工品6検体の検査を実施しました。
すべて「遺伝子組換えでない」という表示に適合しました。
冷凍食品類、一般食品類、めん類等について、卵・乳・そばの食物アレルギー物質検査を37検体実施しました。
コッペパン1検体、蒸し中華めん2検体から極微量の卵タンパク質が検出されました。これらは、製造業者等に製造工程でのコンタミネーション防止について現地確認、改善指導を行いました。
かつお、ぶり、まぐろ等の青身魚17検体の検査を実施しました。
かつお(角切り)1検体から極微量が検出されました。
凍り豆腐1検体の検査を実施しました。
すべて分析値は許容差の範囲内でした。
主食(米等)、牛乳、青果類について、セシウム134・137の放射性物質検査を363検体実施しました。
すべて不検出でした。
豚肉10検体、鶏肉10検体、牛肉10検体の検査を実施しました。
すべて国産であることが証明されました。
(更新日)2019年7月12日