ぶりだいこんは、昔から食べてきた郷土料理で、「ぶりのあら」を「だいこん」と一緒に煮付けたものです。
給食では「ぶりのあら」ではなく「ぶりの角切り」を使い「ねぎ」も入れて作っています。
スズキ目アジ科ブリ属
イナダ、オオイソ、オオイナ、オオブリ、サンカ、サンネンゴ、エソ、ハマチ、メジロ、ヤゾウ、ワカシ、ワカナゴ、ワラサなど
大きさによって呼び名が変わる出世魚の代表。各地での呼び名が異なる。 東京では15cm前後を「わかし」、40cm前後を「いなだ」、60cm前後を「わらさ」、
1m前後より「ぶり」と呼ぶ。関西では「いなだ」「わらさ」の大きさを「はまち」と呼び、その他日本海側では「わかし」を「ふくらはぎ」等とも呼ぶ。
ぶりは大きな魚なので、店頭では切り身がほとんど。血合いがきれいで脂が木目細かく乗ったピンクがかった白色のものが良品。身割れがないかどうかもチェックポイント。
たんぱく質・脂質に富む。脂質にはEPA・DHAを含む。ビタミンB1、ビタミンB2が魚類中では多い。
琉球列島を除く日本各地。朝鮮半島。
産卵場所は房総半島、能登半島以南。産卵期は南ほど早く2月から7月。1年で32cm前後、2年で50cm前後、3年で65cm~70cm、4年で75cm前後、5年で80cmを超える。 食性:稚魚期は甲殻類、その後はイワシ類、アジ類、イカ類など。 水温の上昇とともに北に回遊、水温が下がってくると南下する。